躍動感がたまらない

冬のジョギングはくせになる

出発前の寒さを我慢したらあとは心地いい

 

呼吸とともに身体に入ってくる冷たい空気

熱くなる体にはちょうどいい

ひやっとして気持ちいい

 

心臓はバクバクいってるのに

足は止めないでって心が言う

 

まだ

 

まだ

いける

 

脳みそと足はひたすら動き続ける

 

呼吸は荒くなっていく

どんどん身体も火照ってくる

 

顔が熱くなるのを感じる

 

でも走る足は止めたくない

もっともっと

風を切って

 

おへそを中心にして対角線によじれてく身体

この動きで足が前にでる

右、左、右、左

呼吸も一定のリズムを刻む

 

気持ちがいい

すがすがしい気持ちになる

 

苦しいのは心臓だけで

心と身体はエネルギーに溢れている

 

そのエネルギーで走り続ける

 

流れる景色がいつもより早く感じた

 

走ること

 

これは私の人生で欠かせないこと

 

走ることであらゆることのバランスをとっている

気持ちがなにかもやもやしていてすっきりしないときは外へ出て走る

からまっていたものがほどけてとてもシンプルになる

悩むことなんてなかったんだって思える

 

身体を動かすことで視界がクリアになる

心の声が聞こえるようになる

 

悩んでいるときはその悩みの上にたくさんのごちゃごちゃが乗っかっていて

悩みそのものが見えなくなっているとき

 

なんでもいいけれど心をニュートラルに戻す術は知っておきたい

 

 

 

 

走った後は見える世界が変わる

映る世界が変わって見える

 

どんどん変えていきたい

そして変わった世界を味わいたい